
2月21日に、浅間山北麓ジオパーク構想と合同で、スノーシューツアーを開催しました。
参加者は総勢38名で、スノーシューを履いて冬の村上山(1746m)に登りました。
今回の合同ツアーは、浅間山北麓地域の日本ジオパークへの登録を目指す浅間山ジオパーク構想推進協議会が、当地のジオサイトを巡るモニターツアーとして、主に地元住民向けに企画したものです。
今回のツアーに選ばれた村上山は、地下のマグマが地面を押し上げてできた溶岩ドームで、お椀を伏せたような丸い形をしています。
登り始めはカラマツの人工林がしばらく続きます。
カラマツ林は列状に間伐されていて、まるで並木道のようです。
途中でシカのものと思われる樹皮剥ぎを見つけました
シカは上あごに前歯がなく、下あごのへら状の前歯で下から上にこそぎとるようにして樹皮を食べます。

カラマツ林を抜けると、落葉広葉樹とゴヨウマツの林に変わります。
山頂まであと一息です。


登り始めてから1時間半ほどで山頂に到着しました。
雲が多めでしたが、嬬恋村から長野原町にかけてのパノラマを見ることができました。
(F)