こんにちは、鹿沢インフォメーションセンターでございます。
桃の節句も過ぎ、ここ鹿沢でも春の匂いのしてくる季節になってまいりました。
周辺の山の様子ですが2月29日の寒波により若干ですが積雪量が増えました。
当日は吹き溜まりで20~30cmの降雪がありました。
よく締まった根雪の上に綺麗な新雪が乗りましたので、スノーシューには快適なコンディションが続いております。

3月4日 鹿沢園地の様子
3月4日 鹿沢園地の様子

こんにちは、鹿沢インフォメーションセンターでございます。
しばらく暖かい日が続きましたが、ここ数日は昼間でも氷点下の日々でございます。
積雪量は斜面の方位によって幅があります

北斜面の概ねの積雪量です。

  • 鹿沢園地内・・・20cm〜40cm
  • 標高1500m付近・・・30cm〜60cm
  • 標高1800m付近・・・60cm〜80cm
  • 標高2000m付近・・・60cm〜100cm

日当りの良い南斜面は土の出てきた場所もあり、今年の雪の少なさを感じます。
雪は固めですので、スノーシューでのお散歩はまだ快適に行えます。

話題は変わりますが、先日鹿沢の県道沿いに矢源沢遊歩道という標識を見つけました。
地図に載っていない遊歩道です。
はっきりとした標識と近くには朽ちかけたあずまやが。冒険心をくすぐります。

旅館のオーナーに聞いた所、どうやら20年程前までは使用されていた遊歩道のようです。
鹿沢でのハイキングの歴史は古く、このように隠された遊歩道が沢山あるようです。

矢源沢歩き出し

大勢の方々に参加していただきました
大勢の方々に参加していただきました

2月21日に、浅間山北麓ジオパーク構想と合同で、スノーシューツアーを開催しました。
参加者は総勢38名で、スノーシューを履いて冬の村上山(1746m)に登りました。

今回の合同ツアーは、浅間山北麓地域の日本ジオパークへの登録を目指す浅間山ジオパーク構想推進協議会が、当地のジオサイトを巡るモニターツアーとして、主に地元住民向けに企画したものです。

こんにちは。
2月14日の鹿沢は強い南風が吹いて、季節外れの暖かさになりました。
融雪は20cm以上になり、一足早い春の陽気です。

全国的に見ても、今年は雪の少ない冬でした。
この冬の雪の降り方について、天気図を交えながらレポートしたいと思います。

まず、ここ鹿沢に降る雪は、大きく分けて2種類の雪に区別することができます。
1つ目は、冬型の気圧配置が強まり、寒気が南下した際に降る雪。水蒸気の補給源は日本海です。
2つ目は、太平洋側からの低気圧の北上に伴って降る雪。水蒸気の補給源は太平洋です。

鹿沢では昨年の11月24日に約30cmのまとまった降雪がありました。
そのときの天気図を見てみましょう。

2015年11月23日の天気図

センター周辺の積雪の様子
センター周辺の積雪の様子

鹿沢では1月18・20日にまとまった降雪がありました。現在の積雪は70cmです。

これまで気温が高く、雪の少ない状態が続いていましたが、ここに来て一気に冬らしくなりました。

気象庁では23~25日にかけて上空にこの冬一番の寒気が流れ込み、日本海側を中心に強い冬型の気圧配置となって大雪や暴風雪が見込まれるとして警戒を呼びかけています。

鹿沢は冬に入ってから暖かい日が続いています。園地周辺はほとんど積雪がありません。
同じ場所から撮影した写真を一昨年と比較してみます。

2015年12月23日
2015年12月23日
2013年12月23日
2013年12月23日

雪が目立って少ないのがわかります。

こんにちは。

鹿沢インフォメーションセンターでございます。

明日から11月です。全国的に、秋の深まりを感じさせてくれる季節ですね。

しかし、ここ鹿沢では、本日氷点下の朝を迎えました。先日、雪虫を発見したので「寒くなりそうだな~」と思っておりましたが。一足早い冬の訪れです。

園地内の紅葉も終盤になりカラマツの黄葉を残すのみとなりました。

樹皮が大きくはがれたリョウブを見つけました。どうやらニホンジカが食べるために樹皮をはぎとったようです。

樹皮が大きくはがれたリョウブの幹
樹皮が大きくはがれたリョウブの幹

近年、ニホンジカは全国的に増えています。これに伴い、シカが樹皮を食べることで森林が衰退したり、生物相が変化するなどの影響が目立つようになってきました。

こんにちは。

鹿沢インフォメーションセンターでございます。

9月下旬から色づき始めた紅葉がいよいよ見頃を迎えようとしています。

「ピーマンに似た実がなっているのを見たのですが・・・」
来館者からそんな声が寄せられたので、現地へ行ってみることにしました。そこにあったのはウバユリの実。

オオウバユリの実
ウバユリの実